丸友赤道桶樽製造販売店

赤道桶樽製造販売店 ・ 伝統工芸品をあなたの日常に

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職人紹介

木の文化 八十二歳 いきいきと

職人紹介

 

かつて、家庭の必需品として使われていた桶樽は、昭和四十年代に入ってポリ製品にその座を奪われ、今は殆ど目にすることがなくなりました。

桶・樽は木を寸法に合わせて切り、割ったり削ったりして縦に並べ、円筒形の列を作り底板をつけて竹や針金などの箍(たが)で締めたものですが、円型・小判型と大きさもいろいろです。用途によって大きいものは、風呂桶から味噌樽、漬物樽、小さいものは、風呂場で使う湯桶、お櫃(ヒツ)などがあり、酒・味噌・醤油醸造業や水産業、水産加工業にも多く使われてきました。

終戦後まもなく、私は桶造り職人を目指して塩竃で修行をし、現在に至っています。


木は生きものです。外気を取り込んで樽の中の物が自然発酵するという特色が見直されて、作って欲しいという人もおり、また飾り物として依頼してくる人もあります。
今、仙台青葉祭りの雀踊りで叩く太鼓の製作をはじめ、注文を受けた桶・樽の製作等に一生懸命です。

 

赤道 康

 

回顧録 ~かけだしの頃~

【振り箍(ふりたが)】

昭和25年頃、私の弟子時代桶屋の言葉で『振り箍(ふりたが)』と言って、自転車の荷台に道具箱と割った竹を丸くして道具箱の端に結び、一軒一軒「桶樽の修理はありませんか」と歩かされました。今日は一般家庭、明日は農家と歩き、修理を頼まれた時は、その家の前で修理をします。桶樽の箍(たが)の締める音や桶の底を叩く音で近所の人達が頼みに来る時もありました。色々な桶樽の修理を頼まれるので、修理の腕を上げるためのいい修行になりました。

 

回顧録